歌って。みんなありがとう

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結婚式の余興参考サイト

歌って。みんなありがとう

    ●カラオケつながりの親友●


    僕が結婚したのは、去年の6月のことでした。披露宴の席で最も思い出深かったのは、高校時代の親友だったT君と一緒に、自分自身がおこなった余興ですね。
    自分にとって、いわばカラオケ友達だったT君。かつての僕たちは、高校の近くの駅ビルにあったカラオケボックスに、多いときは1週間に3〜4回以上も通いつめていましたっけ。当時、カラオケに通いはじめた理由はずばり「歌がヘタだったから」。最初はこわごわ、たがいにテレながらの秘密特訓だったのです。
    しかし、やがてふたりが仲良くなるにつれて、歌への姿勢も大胆になってきました。軽快なラップや、かっこいいロック、クサいラブソングまで……。自信がつけば、歌唱力もぐんぐん上昇してゆきます。高校3年の文化祭では、ふたりで体育館のステージの上にあがって、デュエットを披露したこともありましたね。

    ●余興でアイツとデュエットだ●


    「俺の余興は、お前と一緒にアレをやるから。一緒に歌ってくれよ」。地元のなじみの居酒屋で、彼が僕に提案してきたのは、結婚式の1ヶ月前のことです。高校の文化祭から数えると、実に6年ぶりのデュエット。大学に入学して以来、頻繁にカラオケにいくことはなくなった僕にとっては、久しぶりの大舞台です。
    選んだ曲目は、井上陽水奥田民生の「ありがとう」。

      僕たちの持ち歌には、ほかに「奇跡の地球」(桑田圭祐&Mr.Children)もあるのですが、結婚披露宴という場を考慮すれば、ここは「ありがとう」を歌うしかありません。ふたりで時間を調整して、挙式の準備や勤務のあいまを使い、練習を開始することにしました。

      ●「ありがとう」はかなり使える●


      結婚式の当日。僕たちの余興は、大好評を博しました。T君と一緒に歌詞をわざと変えて、「俺を選んでくれて、本当にありがとう」「コイツを選んでくれて、本当にありがとう」と、嫁に向かって歌ったときは、彼女もちょっと涙ぐんでいましたしね。ちょっと恥ずかしかったのですが、自分の両親にも「俺を育ててくれて、どうもありがとう」と歌っちゃいました。
      新郎の側が歌う結婚式ソングというと、「TRUE LOVE」や「桜坂」なんかが定番というイメージ。でも、自分のつれあいだけではなく、両親や友人など、お世話になった人にメッセージを伝える歌は、あまり多くありませんよね?(新婦が歌うなら「ハッピーサマーウエディング」とか「Can You Celebrate」があるのですが……)。自分たちの披露宴に集まってくれたみなさん。彼らに感謝を伝える意味でも、「ありがとう」はなかなか悪くない選曲だといえそうです。
      久しぶりのステージを、ばっちり成功させた僕たち。次はきたるべきT君の結婚式に向けて、ふたたびこの歌を練習中なのでした……。
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